東京総研及び元森公認会計士・税理士事務所の掲載記事情報
■当社代表の元森の記事がダイアモンド社「月刊中小企業」に紹介されました。 |
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元森 ベンチャー企業の資金調達方法ががらりと変わっていくと同時に、 日本の個人投資家やベンチャーキャピタルの戦略も方向転換していくでしょう。 端的にいえば、レイトステージからアーリーステージヘと投資ステージの軸を移し、 ニュービジネスの芽を投資家がパートナーの立場から支援し、一体となって育てていく、そういう土壌が根づいていくのでは。そして、米国経済が中小のベンチャー 企業の活性化で上昇したように、日本もスモールエクセレントが新世紀をリードしていきます。 Q : かつてのソニーやホンダが中小企業から世界的に飛躍したように、日本のベンチャー企業の中から新たな世界的な企業が誕生する日はやってくるでしょうか。 元森 日本は世界第二位の経済大国ですし、一人当たりの国民所得ではアメリカより高いんです。 つまり、日本市場そのものがグローバルな観点から見てもビックマーケットだということ。 ここが他の東南アジア諸国と決定的に異なるところです。ニュービジネスで国内を席巻し、アメリカの投資家はもちろんのこと 世界に注目される企業に躍進することはけっして夢ではありません。通産省の調査(「小さなトップシェア企業」1999年2月)で、地方の中小企業であっても、日本のみならず世界のマーケットを視野に入れ、独自の技術や サービスで確固たる地位を築いている企業は500社以上ある、と指摘されています。ただ、良い製品をつくるだけでなく、その製品を独自にアピールできること が重要。そのためには、英語でビジネスができる、製品もサービスも、そしてコミュニケーションもグローバルスタンダードなベンチャー企業であること、それが夢を実現する企業には必要 不可欠だと思います。(終)
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